Peakers Academy Exawizards Cup -メンターインタビュー 株式会社エクサウィザーズ 玉城大資さん

実は、初めはだいぶ不安でした。ビジネス寄りのテーマにエンジニア学生が取り組むということで、果たしてできるのかなと。時間的にも短いですし、最後にまとまったものが本当にできるのか心配だったんです。でも、いざ始まってみたら、みなメンターからのアドバイスをすぐに吸収して、チームワーク力を発揮し、見事に仕上げてくれました。

2位のチームに関しては、骨格から仲の良さを調べるという切り口が新鮮でした。なるほど、こんなデータの活用法もできるのかと。1位のチームに関しては、実装まで行けていたのが一番の評価ポイントです。学習も実行していたということで、短い時間にも関わらず、本当にすごいなと思います。

学生さんは皆さん、とても真剣に取り組んでくれました。技術にしか目がいかないエンジニアも多い中、視野を広く持って柔軟に一生懸命考えてくれて嬉しかったです。今回一番驚かされたのは、学生さんたちのアイデアの新鮮さです。骨格を使うなんて自分なら思いつかなかったでしょうし、2日間しかない中で学習を回そうなんて、自分だったら無理だと思ってきっとやらないでしょう。インドでナンバープレート認識をやったと話したときも、深堀りしていろいろ質問してくれたので、こういうことに興味があるんだな、学習意欲がとても高いんだなといい感触を受けました。

今回のハッカソンは弊社の実際のプロジェクト進行に近かったので、もしこの人たちがうちの会社で実際に働いていたら、きっとこんな感じなんだろうなとイメージできました。今後は、あえてビジネス側のメンバーを募集して、エンジニアと一つのプロジェクトをやるようなハッカソンをやってみたいです。エクサウィザーズとしては、そういうことができる人材を強く求めています。

皆さんとは、とても楽しい時間を一緒に過ごすことができて感謝しています。ぜひ、一緒に働いてみたいなと思っていますし、これまでエクサウィザーズがやってきたプロジェクトなど、伝えきれなかったことがまだまだたくさんあります。興味を持ってくれたら、遠慮せずどんどん声をかけてください。

【インタビュアー:秦れもん ライター:樫永真紀】

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