Peakers Academy Gunosy Cup -メンターインタビュー 株式会社Gunosy 片木仁さん
2019年5月25日〜26日で開催された「Peakers Academy Gunosy Cup〜学生限定2Dayデータ分析ハッカソン」にメンターとして参加された、株式会社Gunosy メディア事業本部 データ分析部・片木仁さんのインタビューをお届けします。
当日の様子はこちらからご覧いただけます。
Peakers Academy Gunosy Cup〜学生限定2Dayデータ分析ハッカソン」当日レポート
「学生さんたち、すごくレベルが高いな」というのが第一印象でした。初歩的なことでつまづく人も少なく、メンターからあまりアドバイスしなくても、自主的にどんどん進めていました。初日からサブミット(モデル提出)まで行って、自分でモデルを動かしていましたし、正解率のスコア90%以上をバンバン出して、95%とか96%とかの細かい改善まで出している人もいました。今年は皆さん接戦の印象で、上位5〜6人の順位は最後までわからなかったです。
上位3人のアプローチは、それぞれバラバラでした。入稿時間を特徴量として利用することに気づいた人、時間を一切使わずにテキスト情報だけで好成績を収めた人など、三者三様で結果を出していました。
メンターとしては、初歩的な部分で最初につまづいてしまって、ヘルプの声を上げにくい人などを中心にサポートしました。ダッシュボードで提出回数と得点がリアルタイムに見えたので、サブミットの回数が多いのになかなか点数が上がらない、そもそもサブミットの回数が増えないという人がどこでつまづいているのかを見つけて積極的に声をかけていくようにしました。
学生さんから教わることも多かったです。コンペ経験者は早い段階で驚くようなハイスコアを達成していましたし、短時間でここまできれいにソースコードを書けるのかと感心させられた人も居て、とても勉強になりました。普段の研究の話など、ざっくばらんな話をして、学生さんたちと交流が深められたのも楽しかったです。
「ぜひ、我が社に来て欲しい!」と思う人も多かったです。Gunosyはまだ創業7年で、従業員数も約200人ほどなので、自分からアイデアを出して試行錯誤できる人を求めています。今回、一緒に試行錯誤した人たちと、いつか一緒に仕事ができたら嬉しいですね。
今後は、実力や経験に合わせてレベル別のハッカソンを開催したり、実際にサービスに生かすような分析なども試してみたいと思っています。
皆さん、2日間という短い時間の中で、うまくいったこと、いかなかったこととあったと思いますが、今後もいろいろな機会を生かしつつ、自分の力を伸ばしていってください。