就職活動は人材紹介会社(エージェント)の活用で決まる!プロが教える活用方法まとめ

現在は就職活動の激変期。21卒、22卒を控えたみなさんは、過去10数年なかったくらい変化の激しい新卒採用市場に飛び込んでいくことになります。一方で、就職活動はまさに情報戦です。学生課、教授、親、先輩などが持っている就活に関しての情報は、ほとんどアテにならないと考えておいた方が良いでしょう。なにせ、2019年現在、人事担当者さえも手探りの状況なのです。

そんな状況で情報戦を制するためには、ぜひ人材紹介会社(エージェント)を活用しましょう。今回は、どこの人材紹介会社を、どのように就職活動に活用していったらいいのかをレクチャーします。

まずは「人材紹介会社」の仕組みや裏側を知ろう

新卒としての就職活動は、人生で一度きりです。人材紹介会社は、多くの企業の事情を知っている頼もしいパートナーですが、だからこそ、そのパートナー選びを間違えると就職活動自体、望ましい結果が得られずに終わってしまうかもしれません。まずは人材紹介会社が、どのような仕組みで、どんなインセンティブで動いているのかを知ることから始めましょう。

人材紹介サービスは原則無料

気になる費用ですが、(おそらくほぼ全ての会社が)無料で利用できます。登録費も、成果報酬もかかりません。最初から最後まで利用できます。なぜなら、人材紹介会社は企業からお金をいただいているからです。企業に対して、採用が確定(内定承諾)したときに、成功報酬で料金を受け取ります。そのため、あなたの「就職したい」と、人材紹介会社の「就職させたい」は、ある程度利害が一致していると言えます。

全ての企業を紹介してくれる訳ではない

人材紹介会社は、企業からお金を受け取ります。しかし、全ての会社が新卒採用をするために人材紹介会社を使う訳ではないのです。特に就活企業人気ランキングの常連企業などは、人材紹介会社に依頼しなくても十分な応募が来ますから、依頼しているケースは稀です。

人材紹介会社ごとに紹介可能な企業は違う

人材紹介会社にとって、紹介先はいわば「顧客」です。会社が獲得できる顧客は、その会社の強みや特色、営業力によって様々です。もちろん、この業界も同じ。ある人材紹介会社はIT系30社が顧客かもしれませんし、別の会社は製造業や食品に強くて100社顧客がいるかもしれません。

顧客を強引に紹介する(というインセンティブが働く)

人材紹介会社の担当者があなたと話していて、あなたには「日系のコンサル企業が合うかもしれないな」と思ったとします。しかし、その担当者の顧客には該当する企業がいませんでした。その時、利益度外視して「うちでは顧客としていないので紹介できないので、別の人材紹介会社に行くと良いですよ」と勧めてくれる担当者は、100人中1人いるかどうか。やはり担当者は営業成績が気になりますから、自分の持っている顧客を紹介しようとします。その際、あなたの希望や将来が二の次になってしまいがちなのは、ビジネスモデル上仕方ないことなのかもしれません。

新卒 人材紹介会社15社を一挙公開

就活エージェントビジネスは、今大きく拡大しています。多くの会社が新規参入しており、毎年新しい会社が出てきます。ここでは、知名度の高い企業20社の紹介と、どこに登録すべきかをレクチャーします。

総合エージェント

クリエイティブ、エンジニア、技能特化系エージェント

どこに登録すべき?

人材紹介会社は、1社だけではなく、3〜4社平行して相談しましょう。それは先述のように、それぞれ得意分野が異なるためです。基本的にはリクナビやマイナビ、Dodaなどの大手企業に登録しておけば間違いないでしょう。プラスアルファで自分がエンジニアになりたい、部活の経験を活かしたい、などのプラスアルファがある場合は、特化した人材紹介会社に行くと良いでしょう。

人材紹介会社は、あなたが思っている以上に、得意分野以外のことは疎かったりします。例えば、エンジニアの就活に関しては通常の人材紹介会社の担当者はほとんどわからないでしょう。そもそも、顧客の担当者も総合職の採用と、エンジニア採用で異なっていることが多いですし、人材要件も異なっていることがほとんどだからです。しっかりと得意分野を見極める必要があります。

違和感を感じたら…担当者を遠慮なく替えてもらいましょう

数社の人材紹介会社に登録をして、あなたにとって理想的な就職先を紹介してもらったとします。それで終わりではありません。面接、選考、内定まで、担当者は伴走してくれる存在です。しかし、その担当者ももちろん人間ですから、あなたとの相性がよくないこともあり得ます。なんだか連絡が遅いな、なんかコミュニケーションが違和感あるな、なんとなく信頼できないな…そう感じることがあるかもしれません。一方で、紹介されている案件には納得している。

そんな時は、遠慮なく担当替えを依頼してください。せっかく良い企業を紹介してもらっているのに、担当者に遠慮して就職先との縁をフイにする必要はありません。あなたの人生ですから、しっかりとあなたの要望を伝え、あなたの目標を達成するように行動すればいいのです。担当者を替えたからといって、その会社内であなたが要注意人物のように扱われることはまずありません。

上手に人材紹介会社を活用して、就職活動を大成功させてください!

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